1977年にシカゴにオープンした、ゲイ・クラブ「WERE HOUSE」に、NYの人気DJフランキー・ナックルズが呼ばれました。フランキー・ナックルズは、当時流行していた、ディスコ、ソウルミュージックとヨーロッパの打ちこみ音楽をミックスしたりして客を熱狂させました。そのDJプレイから生まれた音楽を「WERE HOUSE」からとって「HOUSE」と呼ぶようになりました。これがハウスミュージックです。そして、ハウスダンスとは、ハウスミュージックで踊る、ステップ主体のダンスです。1980年代後半にNYのダンサー達、Caleaf / Ejoe / Peter Paul / Brain Green / Tony”Sekou” / Justice / Shan.s / MIKEU4RIA / Tony Magregr / Shar / Marjoryによってハウスダンスの基礎が作られました。CaleafとPeter Paulが出演したCrystal Watersの「Gypsy Woman」というミュージックビデオは日本人に大きな影響を与えました。ハウスダンスは速いビートでめまぐるしく動き、流れるような素早い足さばき(ステップ)とフロアワークがもっとも特徴的です。そして「カポエラ」「ブレイキン」「ヒップポップ」など、さまざまな踊りを取り込み続けている幅の広さもハウスの魅力で、さまざまな人種から愛されている理由とも言えるでしょう。ハウスミュージックを聴いて、ハウスダンスを気持ちよく踊ると、毎日の疲れやしんどい事が少し忘れられるような『Peace』なジャンルだと思います。そして、クールに流れるような素早い足さばきが出来ると、とてもカッコ良いですよ。