三大オールドスクールの一つでもあるロックダンスは、1970年代にアメリカ人のDon Campbell(ドンキャンベル)が誕生させたダンスです。名前の『Lock』とは、激しい動きから突然静止する様子が鍵をかける時に「カチャ」とロックする様子と似ている事からそう呼ばれるようになり、”ロックする”というスタイルが特徴的なダンスです。ロックダンスの振りで使われる事の多い『ポイント』は、Don Campbell(ドンキャンベル)が踊っている時に観客から笑われ、その人を指差したのが始まりです。 1969年、L.A.で当時流行していた『Funky Chicken』というダンスを上手く踊ることができなかったDon Campbell(ドンキャンベル)は、その代わりにロックの原型となるスタイルを生み出しました。1970年代に入り、Don Campbell(ドンキャンベル)は、『The Lockers(ザ・ロッカーズ)』というダンスチームを結成し、TV番組『Saturday Night Live(サタデーナイト・ライブ)』に出演、1972年には同じくTV番組『Soul Train』で注目され、一躍有名になりました。 有名なダンスチームやクルーは『The Lockers/ORIGINAL LOCKERS』『BE BOP CREW』『Hilty Bosch』『GOGO BROTHERS』『P_LOCK&J_SOUL』などが挙げられます。ロックの主な技やステップは『TWIRL』『LOCK』『POINT』『PACING』『STOP&GO』『SCOBYDOO』『SKEETERR RABBIT』『FIVE』『LEO WALK』『WEICH A WAY』『KICK WALK』などが代表的です。